民生委員・児童委員とは

(2008-7-31)

民生委員・児童委員とは  

○基本姿勢

 民生委員・児童委員は3つの基本姿勢を守ります。

  社会奉仕の精神

   社会奉仕の精神をもって、社会福祉の増進に努めます。

  基本的人権の尊重

   民生委員・児童委員は、その活動を行うにあたって、個人の人格を尊重し、その身上に関する秘密を守ることが、とくに重要です。人種、信条、性別、社会的身分または門地による差別的、優先的な取り扱いはしません。

  政党・政治的目的への地位利用の禁止

   職務上の地位を政党または政治的目的のために利用してはなりません。

 ○基本的性格

 民生委員・児童委員には、3つの基本的性格があります。

  自 主 性

   常に住民の立場に立ち、地域のボランティアとして、自発的・主体的な活動を行います。

  奉 仕 性

   誠意をもち、地域住民との連帯感をもって、謙虚に、無報酬で活動を行うとともに、関係行政機関の業務に協力します。

   地 域 性

   一定の地域社会(担当区域)を基盤として、適切な活動を行います。

 ○活動の原則

  住民性の原則

   自らも地域住民の一員である民生委員・児童委員は、住民に最も身近なところで、住民の立場に立った活動を行います。

   継続性の原則

   福祉問題の解決は時間をかけて行うことが必要です。民生委員・児童委員の交替が行われた場合でも、その活動は必ず引き継がれ、常に継続した対応を行います。

   包括・総合性の原則

   個々の福祉問題の解決を図ったり、地域社会全体の課題に対応していくために、その問題について包括的、総合的な視点に立った活動を行います。

  ○活動の基本

   社会調査のはたらき

   担当地域内の住民の実態や福祉需要を日常的に把握します。

   相談のはたらき

   地域住民がかかえる問題について、相手の立場に立ち、親身になって相談にのります。

   情報提供のはたらき

   社会福祉の制度やサービスについて、その内容や情報を住民に的確に提供します。

   連絡通報のはたらき

   住民が、個々の福祉需要に応じた福祉サービスが得られるよう関係行政機関、施設、団体等に連絡し、必要な対応を促すパイプの役割をつとめます。

   調整のはたらき

   住民の福祉需要に対応し、適切なサービスの提供が図られるように支援します。

   生活支援のはたらき

   住民の求める生活支援活動を自ら行い、支援体制をつくっていきます。

   意見具申のはたらき

   活動を通じて得た問題点や改善策についてとりまとめ、必要に応じて民児協をとおして関係機関などに意見を提起します。

  ○選任の方法

  民生委員・児童委員は民生委員法ならびに児童福祉法にその設置が定められています。

  民生委員は民生委員法によって設置が定められ、児童委員・主任児童委員は児童福祉法によって民生委員が児童委員を兼ねることとなっています。また民生委員・児童委員の中に、児童福祉問題を専門に担当する『主任児童委員』が設置されています。民生委員・児童委員の任期は3年間です。

  民生委員・児童委員は市町村に設置された民生委員推薦会によりその選考が行われ、県知事に推薦されます。推薦会は、市町村議会議員、民生委員・児童委員、社会福祉や教育関係者、行政機関職員等がそのメンバーとなります。県知事は市町村で推薦された人々について県設置された地方社会福祉審議会に意見を聴いた後に、厚生労働大臣に推薦し、厚生労働大臣が委嘱します。